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ある晴れた昼下がり、静かだった社長室に足音が近づいた。
社員「社長!大変です!石油などの原価値上げにより、当社のプラスティック製品が100円以下で生産できなくなります!」
社長「なんですとぉ!?」
事件は突然おきた。なんと原価の高騰により、商品の値段が現状のままだと維持できないことが判明したのである。
昼食中に呼び出されたのは部長、課長、近所の子供である。
社長「・・・というわけで、わが社のセロハンテープ台についてなんだが。現状のままでは赤字だ。」
課長「工場と交渉してみましょうか。」
部長「素材を変えてみまましょうか。」
近所の子供「チャチくすればいいんじゃん?」
・・・・・・・・・・・・・・会議は長く続いた。それは一瞬の出来事だったかもしれない。しかし、長く長く。一生続くとも思われる重い雰囲気の中その会議は続けられた。
そして時は動き出す。
近所の子供2「ポクたんもうおうちにかえゆ。ぱぱとままにおこらえちゃうから。あっちょんぶりけ。」
会議室の窓から外を見てみると、会議に集中していてわからなかったがもう日は沈み、あたり一面墨汁に浸した半紙のように真っ暗になっていたのだった。
社長「そうだな。そろそろ話をまとめよう。」
ゴクリとつばを飲む音が聞こえる。
一瞬、社長の頬をやわらかい風が撫でた。
社長「チャチクしよう。」
近所の子供は家へ帰宅した。
課長はヅラが落ちた。
部長は唇をかみ締めていたが、力が入りすぎて噛み切ってしまった。
あたりに鮮血がびゅゅっと飛び散る。
部長のプライドはずたずただった。
社長「みんな・・・申し訳ない。」
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このようなやり取りがあったかどうかはわからない。
だがこのやり取りを推測させる出来事が起きたのである。
先日俺は、ダイソーにセロハンテープ台を買いに行った。
2〜3年前は結構大きく、ずっしり重く本格的なセロハンテープ台が商品にあり、すっげ〜な。100円均一!と思わせたダイソーだったが、先日はチャチくなっていてショックだったのだ。
大きいものはモロ、プラスティックでちゃちい。
小さいものは実用性に欠けた。
結局俺はデザインで選んで手ごろなちっちゃい奴を買った。
そんなに頻繁には使わないからだ。
以前購入したものは「職場」で本格的に使えたが、今のダイソーのセロハンテープでは使えないな。
しかし、俺は一箇所のダイソーしか行っていないから。
他のダイソーには普通に売ってたりしてね。
そうしたら、この日記意味無いじゃん!なんかやる気なくしちゃったよ。ウソ。ある。
サヨナラ。サヨナラ。サヨナラ。